キャリア入社の社員に聞いたスズキの働き方

WorkStyle

キャリア入社の社員118名のホンネ 

スズキに入社して働き方はどう変わったのか?
職場環境に対してどのような印象を持っているのか?どんな点に不満を感じているのか?
スズキと前職の違いについて、キャリア入社の社員118名を対象に実施したアンケート結果をご紹介します。

回答者118名のデータ

性別

年代

出身業界

Q1
 

スズキに入社後、前職時代と「働き方」は変わりましたか?

前職より残業時間が月間20時間減った。生産技術/男性/30代
前職では先輩社員に付き添っての業務が多く、若手の意見が通りにくい面があった。スズキでは若手にも担当業務を与える傾向が強く、年齢に関係なく能力が求められると同時に、若手の意見にも耳を傾けようとする風土がある。生産技術/男性/30代
以前よりも自分の裁量で仕事をコントロールしやすくなった。スズキでは担当に仕事がつくため、主担当となった場合は自分の裁量や判断で作業を進められる機会が多い。IT/男性 /30代
前職では、建設現場での業務に従事していたが、業務の都合上、所定労働時間中に業務が終わることが難しく、日常的に残業をしている状態だった。現在は所定労働時間中に業務完了できるように業務内容を調整することができ、残業時間が大幅に減った。営業/男性/30代
フレックス制と残業調整で早く帰れるところが前職と異なり、身体的にはとても楽になった。営業/男性/30代
前職では完成品のイメージがつきにくい仕事をしていたが、現在は、「作る→実車で確認→修正→実車で確認」というような流れで仕事をしており、完成品のイメージを持ちながら仕事ができている。車体・電装設計/女性/30代
前職では自分の抱える仕事のみを考え、それに関係しない仕事は極力やらないスタンスだったが、スズキの仕事の仕方は、自分の担当以外の仕事も「自分の業務に関係するのではないか」と念頭に置いて進めるところに驚きを感じた。そういった仕事の仕方が部署間や社員同士の風通しを良くしており、自分も業務内容の関係性をしっかりと意識するようになった。ソフトウェア開発・設計/男性/30代
前職では与えられた業務を淡々と期日までにこなすというやり方だったが、現在は現状の問題点からやり方を考え、自ら期限を決定し進めている。時間的な自由度があり、業務とプライベートにメリハリができた。市場品質/男性/40代
始業前に残業(朝残)ができるため、業務効率の良い午前中に仕事ができる。始業の段階で、ある程度仕事が進んでいるので、気分的に余裕をもって仕事ができる。法務・知財/男性/30代
Q2
  

スズキでの「働き方」に満足していますか?

ライフワークバランスが取れており、気持ちに余裕ができた。また、先行開発を担当していることもあり、自分で新たなものを作り出す部分に魅力を感じている。パワートレイン/男性/20代
技術的な知見・スキルが要求されるため、日々自己成長を感じている。また、完全とは言えないが業務上の無駄をなくすことに積極的に取り組んでいる会社だと思う。パワートレイン/男性/20代
現在の部署では朝方の自分の働き方に合わせ、朝早い時間に出社させてもらっており、業務量に応じて早く帰ることもできている。次世代モビリティ/男性/30代
コンプライアンス遵守やコミュニケーションを大切にしながら、全社一丸となって問題解決に当たっており、統制が取れている。車体・電装設計/男性/40代
今の職場ではメンバーからの提案を否定されることはなく、前向きなアドバイスをもらえるため、自分の思うように仕事を進められていると感じる。IT/男性/40代
自分の仕事量に合わせて、自分で考えて勤務時間を調整することができるため、ライフワークバランスが良くなった。法務・知財/女性/30代
Q3
 

「職場の雰囲気」や「人間関係」は、前職の環境と比べて変わりましたか?

職場の雰囲気は、前職と比べて静かで自分の作業に集中できる。人間関係に関しては、上司とも気さくにお話できる良好な人間関係であると感じている。生産技術/男性/20代
上司が部下の名前を呼ぶ際に、呼び捨てではなく「君」「さん」と付けて呼ぶことから、敬意を持って接していることが感じ取れる。ソフトウェア開発・設計/男性/30代
前職は縦割りで部署間の壁が高く、なんでも上司の承認を得て話を通す必要があったが、スズキでは担当間である程度相談できるところが良いと思う。優秀な人が多く、情報を囲い込むような人もいないので、職場の雰囲気は良い。EV/男性/40代
無駄をなくすという日本の製造業としての文化がしっかりと残っており、あるべき姿だと感じている。前職にはなかった文化(雰囲気)だが、とても良いことだと思う。人間関係については、上司や同僚ともよくコミュニケーションを取れていると感じる。次世代モビリティ/男性/30代
温和な人が多く、相談しやすい。パワートレイン/男性/30代
相談しやすく、一人で抱え込むことがない。打ち合わせや会議も積極的に発言する人が多く、会議の内容が充実している。IT/女性/40代
Q4
 

前職と現在の仕事内容を比較して「やりがい」に違いはありますか?

小さいころから憧れていた二輪・四輪に携わることができ、非常にやりがいを感じている。転職前の「ただ好きだった時」と比べ、段違いに多くのことを学べている。生産技術/男性/30代
車づくりのために自ら提案して仕事をしている実感がある。前職も自動車部品メーカーで生産設備の内製開発の仕事をしていたが、より良い車を創造したいという感覚が職場で共感されないと感じていた。今は自分が理想とする商品、それをつくる理想の生産を素直に追い求めることを肯定されていると感じる。生産技術/男性/30代
直属の上司が仕事に対してきちんと目的と今後どのように繋がっていくかを示してくれる。自分の仕事がどこに役立つのかが目に見える点にやりがいを感じる。ADAS領域/女性/20代
新しい技術分野の先行開発を自身の知識と経験を最大限活用して、若い部下たちと立ち上げる喜びがある。ソフトウェア開発・設計/男性/50代
自分が設計に大きく関わった車両が販売される。自分で購入できることが最大の喜び。MOTOGP等、自分の会社が世界最高峰のレースに出ていることも嬉しく、応援するのも楽しい。その他/男性/30代
前職では上司が行っている業務の簡単な一部分や雑用業務が大半だったが、スズキでは裁量をもってプロジェクト単位で仕事を任せてもらえている。次世代モビリティ/男性/20代
Q5
 

スズキでの「働き方」や「仕事内容」「職場環境」に関して不満に感じるポイントはありますか?

前職は社外との接点が非常に多かったが、現在は社内との接点がほとんどで、外部と関わるのは一部の業務に限られている。閉塞的な考えにならないよう、見聞を広める努力が必要だと感じている。生産技術/男性 /40代
担当部品に関わる人が増えたのである程度は仕方がないとは思っているが、前職に比べて打ち合わせが多くなったと感じる。EV/男性/30代
前職と比べて組織が大きくなり、開発に携わる人数も飛躍的に増えたため、各部署間がどう連携しているのか不明確な場合がある。パワートレイン/男性/30代
組織が大きいため事務仕事や手続きなどがやや複雑で、何かを開始しようとしたときに準備期間が必要。ADAS領域/男性/40代
コアタイムのあるフレックスタイム制度のため、コアタイムを外した働き方ができない。在宅勤務も断続的に1年以上行っており、今後も続くことを考えると勤務時間帯をより自由に選択できるようになることが望ましい。IT/男性/30代
「言わなくても伝わる」というチーム内の風潮がある。例えば、会議の前に「次の会議のファシリテーションして」などと言ってもらえれば準備ができるが、何も言われないままその場の判断でファシリテーションを担うことが多い。IT/男性/30代